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古代渡来人”秦氏”ゆかりの地(京都府)2 [近畿]

2016年5月27日

上賀茂神社(かみがもじんじゃ正式には賀茂別雷神社:かもわけいかずちじんじゃ)>京都市北区上賀茂本山339番地
 
上賀茂神社は下鴨神社とともに世界文化遺産に登録となっている。また上賀茂神社山城国一之宮となっている。
(上下)賀茂神社は、古代氏族鴨氏が氏神として奉斎する神社とされているが、元々は秦氏が奉斎していてこれを鴨氏に譲ったという説がある。 
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境内に立てられた解説板の中に「上賀茂神社と謡曲「賀茂」」 があり「秦氏の妻女の玉依日売(たまよりひめ)が、当地の御手洗川で水を汲んでいると、白羽の矢が流れてきた。持ち帰り、軒に挿しておいたところ、懐妊して男子を産んだ。その子が三歳の時、父は雷と知り、天に昇って別雷(わけいかずち)の神となる。この神を祀ったのが当神社で、正式名を賀茂別雷神社という。 神社は京都でも最も古い神社の一つ。雷神を祀ることから厄除けのほか、五穀豊穣の神として農民の信仰を集めた。 謡曲「賀茂」は、こうした神社の縁起から捜索された曲で、五穀豊穣、国土守護の神徳を讃えた「初能物」である。 平安時代初期から四百年にわたって、伊勢神宮の斎宮と同様に斎院が置かれ、歴代皇女が奉仕してきたこともある。 謡曲史跡保存会」と書かれていることからも、秦氏が関係する気配が見える。
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残念ながら他に境内に秦氏との関連を思わせる碑や記載などは発見できなかった。
 
 


下鴨神社(しもがもじんじゃ正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ))>京都市左京区下鴨泉川町59

京阪電車の京都側終着駅「出町柳」駅から徒歩12分、または車の場合、西駐車場に駐車可能となっている。(下鴨神社HPより)
私は車(マイカー)で行ったが、西駐車場の入り口が分かり辛く、神社の周りを2周ほどしてしまった。また、駐車場もあまり広くはなく、タイミングによっては駐車待ちを強いられる可能性もある。観光地「京都」の街中の施設なので仕方がないが、マイカー利用の際は注意したい。
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当神社の案内板やHPには「山城国一之宮」の文言は見えないが、神社事務局のwebサイト「日本神社」及び「全国一の宮めぐり(全国一の宮会編)」では(上下)賀茂神社山城国一之宮とされている。


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